コーター

スパイダーメルト(最新ホットメルトコーター)導入しました。

最新のホットメルトコーターで出来ること

無溶剤のホットメルト(粘着剤・接着剤)を スプレーヘッドによって特殊な形状に塗布することに
よって、通気性を持たせた粘着加工を可能にします。
通常粘着加工では通気性を持たせることは出来ませんでしたが今回導入するコーターは塗布形状を工夫することにより通気性はもちろんのこと透湿性も付加することが出来るのでテープによる蒸れ等も防ぐことが可能です。
その他、プリーツフィルターや網戸、断熱材、三次元マスクなど多岐にわたる製品に採用されています。
ホットメルトは、有機溶剤を使用せず、乾燥も要らない、環境に優しい接着剤です。VOCの低減、CO5排出低減、加工速度の向上などの利点があります。

スパイダーメルト®️とは、、

スパイダーメルト®️は「無溶剤」のホットメルト粘着剤・接着剤をクモの巣状に塗布することによって通気性を持たせた粘着・接着(貼り合わせ)を可能にする独自の技術です。

最大塗工幅はなんと1480mm

この幅で塗工出来るのは弊社だけかもしれません。

 

スパイダーメルト®️で出来ること

①貼り合わせ(スプレーラミネート)

粘着剤・接着剤をクモの巣状に塗布するため、通気性を持たせた貼り合わせが可能です!!

溶剤を用いた貼り合わせだと基本的には全面塗布による加工になるため、通気性は無くなります。
生地同士の貼り合わせの場合、通気性が無くなるということは生地としての機能性が無くなると言っても過言ではありません…。
ドットやライン塗工などのデザイン塗工であれば通気性を付与した貼り合わせは可能ですが、接着剤が塗工されていない場所があったり、薄物だとデザイン塗工の柄が浮き出たりしてしまいます。

スパイダーメルト®️ですと、ムラなく全面に塗工出来ているので、柄が浮き出にくく、通気性も無くなりません。

②粘着加工

使用する粘着剤の種類によって
・強粘着
・弱粘着(微粘着)
・再剥離
などの粘着加工が可能です♪

通常の粘着加工は全面塗工になる為、通気性はありませんでしたが、スパイダーメルト®️では通気性や透湿性はそのままに粘着加工をすることが可能です。

スパイダーメルト®️の特徴

①貼り合わせがソフトに仕上がる

薄く均一に塗布して貼り合わせるので風合いがソフトに仕上がります。

②通気性を付与

通常の粘着加工は全面塗工が主流である為、粘着加工を施すと通気性は無くなりますが、スパイダーメルト®️では通気性を持たせた加工が可能です。

③環境に配慮
「無溶剤」のホットメルトを使用しており、加工工程におけるVOCの排出をしない為、環境対策製品に使用可能です。

④均一に美しく塗布
ドットやライン塗工などで通気性粘着や貼り合わせは可能ですが、凹凸が出たり塗工されてない部分の強度がの問題があったりとありますが、クモの巣状に全面に塗布する為、ムラなく綺麗に仕上がります。

スパイダーメルト®️の用途

①建築関係
透湿性の壁紙など
壁紙を湿気を通しやすい構造にすることで、
吸放湿性のある石膏ボードの性質を生かして結露を防ぎ、かびを抑制できることが期待できます。

②フィルター類
家電製品のフィルターなど、吸気口を汚さないように付け替え出来るフィルターなどに使われてます、弱粘着や再剥離などが使われることが多いです。
近頃かなり市民権を得てきた感がある空調服の吸気口に貼り付けることによって、空調服の中が汚れないようにするなどのニッチな用途もあります。

③不織布・生地
粘着加工をして使われている不織布や生地は靴や防護服など様々な物に採用されております。
通常の粘着加工をスパイダーメルト®️に置き換えるだけで通気性・透湿性といった機能を付与できるため、蒸れなどの改善に繋がります。

④ラミネート
様々な材料の貼り合わせに使われており、2枚3枚と貼り合わせでも通気性を持たせることが出来ます。

Hot melt automatic coating device

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通常の粘着加工であれば全面塗布しますが、接着部分、粘着部分の形状を様々な形状に自由に設定することが可能です。
形状については要相談です、別途設備費用等が掛かることがあります。

ウレタンスポンジやゴムスポンジ、その他樹脂スポンジ、布、ゴム、コルク、フェルト、布地、断熱材など、様々な素材に対応しています。

建材・空調・梱包・日用品など、色々な用途に応用可能、多用なニーズに対応が可能です。